相続時の表題登記 | 建物登記のお役立ちサイト|新築・相続・建物解体時の疑問を解消

menu

〒931-8333 富山県富山市蓮町1-7-3 SCOP TOYAMA センター棟404号

"相続した家が未登記のまま"に
なっていませんか?

相続した家

親や祖父母から相続した家や土地。

見た目には何も問題がなくても、登記簿を確認してみると建物が未登記だったというケースは意外に多いものです。
未登記のまま放置すると、相続登記や売却に支障をきたす可能性があります。

相続時の表題登記とは?

相続時の表題登記

相続した建物が未登記だった場合、まず必要となるのが表題登記です。
表題登記とは、建物の存在とその基本情報(所在地、構造、床面積など)を初めて法務局に登録する手続きのこと。

これを行わないと、所有権移転登記(相続登記)に進むことができません。

相続時の表題登記を怠るとどうなる?

  • 相続登記ができず、資産の権利関係が宙に浮く
  • 売却や担保設定ができない
  • 固定資産税台帳とのズレが生じる
  • 後々の相続争いの火種になる

相続時の表題登記を怠ったことで起きた
トラブル事例

相続登記が進まず、売却もできない!

相続登記が進まず、売却もできない!

親の家を売却して現金化しようとしたが、建物が未登記。
表題登記が必要だと分かった時には買主が離れてしまい、売却のタイミングを逃した。

解決方法

土地家屋調査士に依頼し、速やかに建物の現況調査・測量を実施。
表題登記を完了後、改めて売却活動を再開して成約に至った。

相続人同士で争いに発展

相続人同士で争いに発展

未登記建物を巡って、どの相続人が所有権を持つかで意見が食い違い、相続争いに発展。
裁判にまで至ったケースも。

解決方法

表題登記を先に行い、建物の権利関係を明確化。
その後、正式な遺産分割協議書を作成して和解。

固定資産税の名義修正に時間と手間がかかる

固定資産税の名義修正に時間と手間がかかる

未登記建物のため、固定資産税台帳上の所有者情報が古いまま。
税金の請求や減免申請に支障が出た。

解決方法

表題登記を行い、名義修正手続きを実施。
翌年度から正しい課税が行われるようになった。

トラブルの前に!
相続時の表題登記をスムーズに進めるには?

step 01

手続きの流れを理解する

  • 土地家屋調査士に相談する
  • 登記簿と固定資産税台帳の確認を行う
  • 建物の現況調査・測量を実施
  • 必要書類(相続関係書類、固定資産税通知書など)を準備
  • 土地家屋調査士が法務局へ表題登記申請

step 02

スムーズに進めるための
ポイントを理解する

  • 相続発生後、早めに建物の登記状況を確認すること
  • 必要書類は相続人全員から速やかに集めること
  • 専門家(司法書士・土地家屋調査士)と連携して進めること

自分で表題登記を
行うことはできる?

表題登記は法律上、建物の所有者本人(相続人)が自分で申請することも可能です。
しかし実際には、以下のようなハードルがあります。

  • 自分で行うときに直面するハードル

    • 建物の位置・構造・床面積などの正確な測量が必要
    • 法務局に提出する書類の様式や記載方法が分かりづらい
    • 書類の雛形や記載例がネット上に少なく、自己流では不備が出やすい
    • 相続関係の証明書類の整備や添付方法が複雑

そのため、多くの場合は専門家である土地家屋調査士に依頼するのが安心です。

土地家屋調査士に依頼した場合の
費用相場は?

相続に伴う表題登記を土地家屋調査士に依頼する際の費用相場は、
建物の構造や規模、地域などによって異なりますが、概ね以下の通りです。

  • 木造2階建ての戸建住宅の場合

    10万円~15万円前後(税込)

    ※書類収集や現況調査が複雑な場合は追加費用がかかる場合あり

費用はかかりますが、登記の不備によるトラブルを避け、
手間をかけずに正確な登記が行えるという安心感は大きなメリットです。

まとめ

相続時の表題登記は
"資産を守るための第一歩"

建物が未登記のままだと、相続登記はもちろん、売却や担保設定にも大きな支障が出ます。
トラブルを未然に防ぎ、スムーズな資産承継を実現するためにも、表題登記は早めに行いましょう。

まずは経験豊富な土地家屋調査士に相談し、安心できる手続きを進めることをおすすめします。

著者名
濱西 大介
土地家屋調査士法人パズル・アンド・クリア代表
略歴
1982年生まれ。
慶應義塾大学卒業後、公務員として約10年にわたり用地取得業務に従事。
不動産・登記の実務経験を活かし、2023年に土地家屋調査士として独立。
同年、土地家屋調査士法人パズル・アンド・クリアを富山にて設立し現在に至る。
トップへ戻る ページトップ