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「表題登記」を忘れると大変!家を建てた後に必ずやるべき登記とは

「新しい家が完成!」

そんなワクワクの瞬間に、実は見落とされがちな大切な手続きがあります。

それが表題登記です。

表題登記は、新しく建てた建物について「どこに、どんな建物ができたのか」を初めて登記簿に登録する手続きです。
これをしないと、その建物は法律上“存在しないもの”として扱われてしまいます。

もし表題登記を怠ったままにするとどうなるでしょう?

・住宅ローンの手続きが進まず、融資実行が遅れる
・将来、売却や相続をするときに大きな障害になる
・固定資産税が正しく課税されない

実際にあったケースとして、住宅ローンの実行直前に銀行から「表題登記がまだですよ」と指摘され、1か月以上融資が遅れた方がいました。
結果、予定していた低金利の優遇期間に間に合わず、返済総額が数十万円増えてしまったこともあります。

また、数年後に転勤が決まり「家を売りたい」と思ったときに、表題登記をしていなかったせいで売却がストップ。
買主に断られて資金計画が狂った例もあります。

「家を建てようかな」と思った段階から、表題登記のことを少し意識しておくと安心です。

建物の完成後に慌てて依頼するよりも、事前に土地家屋調査士と話しておけばスムーズに進みます。
家づくりの計画に表題登記の準備も忘れずに入れておきましょう。

富山市近郊の方からのご相談が多くなっています。

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著者名
濱西 大介
土地家屋調査士法人パズル・アンド・クリア代表
略歴
1982年生まれ。
慶應義塾大学卒業後、公務員として約10年にわたり用地取得業務に従事。
不動産・登記の実務経験を活かし、2023年に土地家屋調査士として独立。
同年、土地家屋調査士法人パズル・アンド・クリアを富山にて設立し現在に至る。
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